四条河原町、京都駅前から京都女子大学を結んでいる京都急行バス、通称プリンセスライン。
今回は、その京都急行バスで活躍している、特徴的な電気バスをご紹介したいと思います。

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▲京都急行バスには同型車が5台(3003~3007)が在籍する。

今年2月に導入された電気バスは計5台で、車種はなんと中国のBYD社が製造するK9。
海外ではロンドンなど欧州を中心に進出していますが、日本に上陸するのはこれが初めて。
このバスは一度の充電で約250kmを走ることができ、バッテリーは後部に格納されています。

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▲保安基準の緩和を受けているため、リアにそれを示す表記がある。

しかし、満充電で約250kmもの長距離を走れるが故、機器類の重量増は避けられませんでした。
本来であれば後輪の軸重オーバーで保安基準不適合となってしまいますが、
この電気バスの導入にあたって、特別にこの路線に限り保安基準緩和を受けています。

日本メーカー車では見られない挑戦的なデザイン、そして目立つのが真っ赤なボディー。
どこを見ても特徴的な中国製電気バスですが、この先もノントラブルで走ると良いですね。

投稿者:てぃぐり